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井伏鱒二が75年の候補に 公式確認
要約
井伏鱒二が1975年のノーベル文学賞候補に推薦されていたことが、スウェーデン・アカデミーの資料公開で公式に確認されました。推薦はソルボンヌ・ヌーベル大が行い、『黒い雨』の英仏訳などから戦争や原爆を文学として表現した点が評価された可能性が指摘されています。
本文
井伏鱒二が1975年のノーベル文学賞候補に推薦されていたことが、スウェーデン・アカデミーが共同通信に選考資料を開示したことで公式に確認されました。推薦を作成したのはパリのソルボンヌ・ヌーベル大学です。今回の開示は、当時の国際的な受容や評価を示す資料が公開された点で注目されています。
報じられている点:
・井伏鱒二(1898〜1993)が1975年の候補に推薦されていたことが確認された。
・推薦者はソルボンヌ・ヌーベル大が作成したとされる。
・大東文化大の滝口明祥准教授は、『黒い雨』が英語やフランス語に翻訳されていたことから戦争や原爆を文学として表現した点が評価された可能性を指摘している。
・1975年の候補者は116人で、受賞者はイタリアの詩人エウジェニオ・モンターレだった。
まとめ:
今回の資料公開で井伏が1975年の候補に挙がっていたことが初めて公式に確認されました。作品の国外での訳出や受容が推薦に影響したとの指摘がありますが、詳しい選考理由の全容は明記されていません。現時点では追加の公表は未定です。
