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お餅をたたいて転がす、350年続くオコナイ
要約
大阪・加賀田神社で3日、約350年続く祭「オコナイ」が行われ、座衆が円柱状の餅を漆の枝でたたいて転がす「シシオイ」を実演しました。五穀豊穣や無病息災を願う儀礼で、参加は男性の座衆に限られ、継承が課題と伝えられています。
本文
3日に大阪府河内長野市の加賀田神社で、約350年続く祭り「オコナイ」が行われました。氏子らで継承する座衆のみが参加し、裃に着替えて仏前で般若心経を三度唱えたのち、東西に分かれて向かい合う所作がありました。円柱状の餅を漆の枝(ゴン杖)でたたいて反対側に転がす「シシオイ」を行い、終了後に餅を雑煮にして食べていました。祭りは五穀豊穣や無病息災を願う儀礼と伝えられています。
当日の主な点:
・約350年の歴史があり、市の無形民俗文化財に指定されている。
・参加は座衆の男性に限られ、男系長子が代々継承している。
・裃姿で般若心経を3回唱え、餅をたたいて転がす「シシオイ」を行った。
・餅は円柱状(直径約12センチ、縦約7センチ)で、ゴン杖でトントンとたたいて渡す所作がある。
・餅をイノシシに見立てて追い払う意味や、悪霊を払う言い伝えがあると伝えられている。
・開催日は1950年代ごろに1月8日から3日に変更され、近年は参加者減少が課題と伝えられている。
まとめ:
農事や健康を願う古い儀礼が地域に残る一方、参加者の減少や継承方法が課題となっているのが現状です。開催日は1950年代以降は1月3日で行われており、今後の継承や参加の在り方については現時点では未定と伝えられています。
