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味の素の値上げと賃上げ戦略
要約
味の素は2022年以降、幅広い商品の値上げを進め、増収分を賃上げや製品開発に充てる方針を示しています。中村社長はブラジルでの経験を踏まえ、賃上げが価格の受容につながると説明しています。
本文
味の素は2022年以降、適切な価格転嫁の方針を掲げ、幅広い商品の値上げに踏み切っています。中村茂雄社長は、原材料費や燃料費、人件費、物流費の上昇を背景に、企業の自助努力だけではまかなえない分を適切に価格に反映させる必要があると述べています。値上げの原資を賃上げに回し、従業員の意欲向上や製品開発につなげることで顧客価値を高め、経済や社会の成長を目指す考えを示しています。社長はブラジルでの勤務経験に触れ、同国ではインフレに合わせた賃上げが慣例となっており、それが価格の受容につながったと説明しています。
報じられている点:
・味の素は2022年以降、適切な価格転嫁を進め、幅広い商品の値上げを実施している。
・値上げの背景には原材料費や燃料費、人件費、物流費の上昇がある。
・値上げ分を原資に賃上げを行い、製品開発や顧客価値向上につなげる方針を示している。
・中村社長はブラジルでの経験を挙げ、賃上げがあることで消費者が価格上昇を受け入れやすくなると説明している。
・同社は売上の多くを海外で挙げており、海外での慣行が国内戦略に影響している点が指摘されている。
まとめ:
味の素は価格転嫁と賃上げを結び付ける方針を示しており、企業側はそれを通じて顧客価値や製品力の向上を目指すと説明しています。こうした動きが消費や賃金の動向に影響を及ぼす可能性があると伝えられています。現時点では業界全体や政府の対応など、今後の具体的な予定は未定です。
