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水力発電所更新で長寿化 北電が工事進める
要約
北海道電力は道内の老朽水力発電所の更新工事を進めています。藻岩発電所などで設備を入れ替え、出力向上や長寿化を図る計画で、停電時の「種火」としての役割も期待されています。
本文
北海道電力が道内の老朽水力発電所の更新工事を進めています。全50か所の施設のうち、設置から116年を経た発電所があり、更新によって長寿化と発電量の向上を目指しています。藻岩水力発電所では2022年から発電を停止してリプレース工事を行っており、雪解け後に管路工事を再開する予定と説明されています。水力は出力調整がしやすく、災害時に現地で単独復旧できる発電所もあるため、電力の信頼性に寄与する存在として位置づけられています。
報じられている点:
・道内の水力発電所は全50か所で、最も古い施設は設置から116年が経過している。
・藻岩水力発電所は1936年に運転開始し、既存の最大出力は1万2600キロワット。2022年から発電を停止し、2029年の再稼働を目指す計画で、新設備で出力が1万3400キロワットに高まる見込み。
・北電は1996年ごろから更新に取り組んでおり、2025年9月末時点で7か所が更新済み、藻岩を含む3か所が作業中である。
・道内全50か所の合計出力は163万9520キロワットで、個別の出力は火力や原子力の主力電源に比べると小さいが、地域の需要を支えてきた。
・2018年の胆振東部地震では新冠水力発電所の稼働が大規模火力の復旧につながった例がある。
まとめ:
水力発電所の更新は設備の長寿化と発電量の向上を通じて地域の電力供給の信頼性に寄与すると報じられています。個々の施設は主力電源に比べ出力は小さいものの、災害時の復旧や出力調整の面で役割があるとされています。全体の更新完了時期については現時点では未定と伝えられています。
