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新興国債券・株式、昨年は4年ぶり高水準
要約
国際金融協会の報告書によれば、2025年の新興国市場への外国人資金は通年で約2670億ドル流入し、4年ぶりの高水準となりました。債券が主導し、中国債からは大幅な流出が見られたと伝えられています。
本文
国際金融協会(IIF)が公表した報告書では、2025年の新興国市場に対する外国人投資の動きが整理されています。通年での資金流入が4年ぶりの水準に達した点や、債券が流入を牽引した点が注目されています。また、中国市場の債券では大きな流出がみられました。これらの動きは地域別や資産別で差が出ていることを示しています。
報告書で示された点:
・2025年12月の新興国市場への外国人資金流入は合計で367億ドル。
・2025年通年では新興国の債券・株式へ約2670億ドル弱が流入し、4年ぶりの高水準となった。
・2025年の中国の債券からは709億ドルの流出があり、株式からも約20億ドル弱の流出があった。
・債券流入が目立ち、2025年の債券流入額は3150億ドル超で前年比18%増となったとされる。
・MSCI新興市場指数はドル建てで前年より30%超上昇し、バリュエーションは過去10年平均を約8%上回っている。
まとめ:
新興国への資金流入は債券中心に高水準となり、地域や資産ごとに差が出ています。中国は債券で大きな純流出が続いている一方、アジアや中南米など他地域には流入がみられました。今後の発行動向については、銀行筋が2026年も発行額が2000億ドルを超えると見込んでいると伝えられています。現時点では公的な今後の予定は未定です。
