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富士通、フィジカルAIでNVIDIAと脳を開発
要約
富士通は2024年度の増収増益を踏まえ、2025年10月にNVIDIAと提携してフィジカルAIの「脳」開発を進めます。空間認知のWorld Model技術や業種特化型の小型AI、倫理観や人事制度改革も並行している点が特徴です。
本文
富士通は2024年度に増収増益となり、Uvanceの売上拡大などを背景に中期経営計画の最終年度を迎えています。2025年10月にNVIDIAと提携し、フィジカルAIの実装に向けた取り組みを強化している点が注目されています。フィジカルAIは空間を学習・認知して自律的に動く技術であり、富士通はその「脳」にあたる部分の開発を目指しています。開発と並行して倫理や人間中心の考え方を重視し、人材制度の見直しも進めています。
報じられている点:
・2024年度の売上高は約3兆5501億円、営業利益は約2650億円で増収増益となった。
・Uvanceの売上高は前年から約31.2%増加している。
・2025年10月にNVIDIAと提携し、AIプラットフォームを活用してフィジカルAIを具現化する計画である。
・富士通は空間内の人・ロボット・物体の未来状態を予測する「空間World Model技術」を開発した。
・業種・業務に特化した小型でカスタマイズしやすいAIやソブリンAIのニーズに応える方針を示している。
・安川電機などとの協業を進め、ヘルスケアや小売など幅広い産業への応用を見込んでいる。
まとめ:
フィジカルAIの開発は空間認知技術や業界別のAI設計、人間中心の倫理観の整備といった複合的課題を含みます。富士通は組織や人事制度の変革と合わせて取り組みを進めており、2026年4月からの新中期経営計画でこれらの方針が反映される見込みです。具体的な展開や影響の詳細は現時点では未定です。
