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松屋フーズが松富士を91億円で買収
要約
松屋フーズは2025年12月、六厘舎などを展開する松富士食品を91億円で買収しました。牛丼の原材料高を受けた「脱・牛丼一本足」狙いの一手で、吉野家の先行事例と比較される一方、松富士の利益率の低さが課題とされています。
本文
松屋フーズは2025年12月に、六厘舎や舎鈴などを展開する松富士食品を91億円で買収したと発表しました。背景には、牛丼の原材料である米や牛肉の高騰に伴う価格転嫁の難しさがあり、業態の多角化によって依存を下げる狙いがあると報じられています。吉野家は先行して有名ラーメン店の買収を進め、相乗効果を上げている点も注目されています。松屋側は自前のラーメンブランドの育成に苦戦しているため、有名店を傘下に収めることで迅速な展開を図ったと伝えられています。
報じられているポイント:
・買収額は91億円で、実行は2025年12月とされています。
・松富士食品は六厘舎、舎鈴、ジャンクガレッジなどを展開しています。
・松富士の直近売上は約100億円、営業利益は約4億円、利益率は約4%と報じられています。
・過去に赤字(2023年に約9.4億円の赤字転落)があり、収益の安定化が課題とされています。
・牛丼では原材料高で価格上昇が続き、消費者心理として「500円の壁」が指摘されています。
・吉野家は2016年以降の買収でラーメン事業の拡大に成功しており、比較対象となっています。
まとめ:
今回の買収は、原材料高を受けた業態転換の一環として受け止められています。松富士の収益改善や出店展開、物流・不動産の活用などで効果を出せるかが焦点で、今後の具体的な出店計画や統合スケジュールについては現時点では未定です。
