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がんの5年生存率を初集計
要約
厚生労働省は、2016年に診断された約99万人のデータを全国がん登録で初めて集計し、部位別の5年「純生存率」を公表しました。15歳以上は前立腺92.1%、甲状腺91.9%、乳房88.0%で、大腸67.8%、胃64.0%、肺37.7%。小児(15歳未満)は82.4%でした。
本文
厚生労働省は14日、2016年に新たにがんと診断された患者の部位別5年生存率を発表しました。今回の集計は、全ての病院などに登録を義務付ける全国がん登録のデータを用いて初めて行われたものです。対象は2016年に診断された約99万人で、がんのみを死因と仮定した「純生存率」で分析しています。従来の任意登録では情報の漏れや重複が課題だったため、網羅性の高いデータが得られた点が注目されています。
報告の要点:
・2016年診断の患者約99万人を対象に全国がん登録で初めて集計した。
・分析はがんのみを死因と仮定した「純生存率」で行った。
・15歳以上では前立腺が92.1%、甲状腺が91.9%、皮膚が91.1%、乳房が88.0%だった。
・患者数の多いがんでは大腸が67.8%、胃が64.0%、肺が37.7%だった。
・15歳未満の小児がんは全体で82.4%だった。
まとめ:
全国の患者情報を網羅的に収集できたことで、これまでより実態に近い生存率の把握が可能になったとされています。厚生労働省はデータをがん対策に役立てたいとしていますが、今後の具体的な公表予定や追加分析の時期は現時点では未定と伝えられています。
