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KDDI系が仕様駆動開発を採用、AIで設計8割に
要約
KDDIのグループ会社KAGは2025年9月からAIで仕様書を作成し、その仕様に基づきコード生成する「仕様駆動開発」を導入しました。導入により業務の比率が「設計8割・開発2割」に変化したと伝えられています。現在は国産のオープンソースツールcc-sddを用いており、AIが異常パターン列挙やテストコード生成も担っています。
本文
KDDIのグループ企業であるKDDIアジャイル開発センター(KAG)は、2025年9月からAIを使って仕様書を作成し、その仕様に基づきソースコードを生成する「仕様駆動開発」を導入しました。導入の背景には、従来の簡単なプロンプトだけでは高品質なコード生成が難しいという社内実験の結果があります。仕様駆動開発ではAIが構造化された要件定義書や設計書、実装計画をまず生成し、開発者がレビューして修正を重ねる運用が取られています。KAGは当初AWSのKiroを検証していましたが、現在は国産のオープンソースツールcc-sddを採用していると伝えられています。
導入の主な点:
・導入時期と対象:2025年9月からAPI基盤(SMSやプッシュ通知機能)開発に適用している。
・プロセス:開発者がプロンプトを入力するとAIがrequirements.md、design.md、tasks.mdなどの仕様書を生成する。
・ツール:当初はAWSのKiroを検証し、現在は国産オープンソースのcc-sddを使用していると伝えられている。
・業務比率の変化:同社では従来の「設計2割・開発8割」から「設計8割・開発2割」に変化したと報告されている。
・品質面の効果:AIが異常パターンを多数列挙し、横断的なテストケースやテストコードの生成でカバレッジ拡大に寄与しているとされる。
まとめ:
導入により仕様作成と設計の比重が高まったことが報告されています。AIが仕様作成やテストコード生成を担うことで品質担保の手法が変わりつつあると見られます。今後の適用範囲や運用の詳細については現時点では未定です。
