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阪神・淡路大震災 見落とされた教訓
要約
阪神・淡路大震災から31年。国の統計では家具由来の死亡が明示されていない中、筆者は報告書や遺族証言などから少なくとも48人が家具等を原因に亡くなったと整理しています。本の落下や独居、震度5程度での窒息死が繰り返されていると伝えられています。
本文
阪神・淡路大震災から31年が経過しました。都市部を早朝に襲った当時は自宅での死者が多く、家屋倒壊だけでなく家具類の転倒・落下・移動による圧迫や窒息が主な原因とされました。以後も熊本地震や能登半島地震などで家具関連の被害は続いていますが、国の統計では家具を原因とする死亡が明確に分類されていないと指摘されています。
報じられている点:
・筆者の調査では、過去31年間で少なくとも48人が家具等を原因に死亡していると整理されている。
・阪神・淡路大震災では家具等による死者が33人とされ、その後の地震で15人が確認されている。
・家具原因の死の中では「本の落下」が目立ち、独居や賃貸の居住者が含まれる事例が多いとされる。
・多くは窒息死と報告され、震度5程度でも致命的になる事例があると伝えられている。
まとめ:
記事は、家具等による死亡を建物倒壊や津波と同様に統計分類に加えることや、所在地震度や家具の種類、独居の有無などを意識した報道の必要性を指摘しています。現時点では公式な統計整備の状況は限定的とされ、実態の可視化が今後の課題であると述べられています。
