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KP2011の共同研究者が理事長賞受賞
要約
慶應大の森本悟特任准教授が第8回日本医療研究開発大賞で日本医療研究開発機構理事長賞を受賞しました。iPS細胞創薬で見出したALS治療薬候補の第I/IIa相で概念実証を確立した点や、薬剤反応性と臨床効果の相関、バイオマーカー候補の特定が評価されました。
本文
慶應義塾大学の森本悟特任准教授が、第8回日本医療研究開発大賞で日本医療研究開発機構理事長賞を受賞したと発表されました。受賞は、同氏が共同研究者となっているケイファーマのKP2011を含むiPS細胞創薬の成果に基づくものです。報告では第I/IIa相医師主導治験で得られた臨床データが評価された点が強調されています。今回の発表はiPS細胞を用いた創薬研究と臨床評価が結び付いた事例として注目されています。
評価された点:
・森本悟特任准教授が日本医療研究開発機構理事長賞を受賞した。
・iPS細胞創薬で見出したALS治療薬候補を用いた第I/IIa相試験で、安全性・忍容性に加え疾患進行抑制の効果が示された点が評価された。
・同試験において、被験者それぞれのiPS細胞由来運動ニューロンで薬剤反応性を検証し、薬剤感受性と臨床効果の相関が示された。
・コレステロール代謝物や細胞外小胞(EV)の解析により、新たなバイオマーカー候補が特定された。
・ケイファーマは引き続きALS治療薬候補の臨床開発を進める方針を示している。
まとめ:
今回の受賞は、iPS細胞創薬から臨床評価までの一連の研究で得られた成果が評価されたものです。臨床データを通じて個別化医療の可能性やバイオマーカー研究の進展が示されているとされ、企業側は今後も臨床開発を継続する方針です。現時点での具体的な今後の日程は未定とされています。
