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高知コアセンターで地球の記憶にふれる旅
要約
2025年8月16日に高知コアセンターを約20人で見学したイベントをレポートします。約20万本のコア保管庫やCTスキャン、顕微鏡観察、スケッチを通じて、仁淀川やマニヒキ海台などのコアが過去環境を伝える様子を紹介します。
本文
2025年8月16日、科学コミュニケーターと参加者約20人で高知県南国市の高知コアセンターを訪れるイベントが開かれました。高知コアセンターは、海底から採取されたコアサンプルを保管・分析する拠点で、ふだんは研究者向けの施設の見学や研究体験が行われる場所です。参加者はコア保管庫やCTスキャン室を見学し、実物のコアを用いた顕微鏡観察やスケッチ、研究者とのディスカッションを体験しました。コアを通じて過去の海流や古環境、絶滅イベントの痕跡などが読み取れることが示されました。
見学の要点:
・開催日と参加者:2025年8月16日、約20人が参加。
・高知コアセンターの役割:海底掘削で得られたコアサンプルの保管・分析を実施する研究拠点。
・所蔵量と管理:保管されているコアは約20万本で、保管庫は温度約4度、湿度約80%で管理されていると説明された。
・設備と解析:CTスキャンで内部密度を可視化し、顕微鏡観察で微化石や漂流岩屑を確認するプログラムが行われた。
・提供されたサンプル:仁淀川河口やマニヒキ海台、南海トラフやベーリング海で採取されたコアが用いられた。
まとめ:
今回の見学は、コアサンプルが過去の地球環境を記録する「タイムカプセル」であることを参加者が体感する機会になりました。施設の管理状況や解析手法の紹介を通じて、研究の進行や科学コミュニケーションの重要性が示されました。今後も地球深部探査船「ちきゅう」などを用いた採取と分析が続く見込みで、ブログ後編でトークセッションの内容が伝えられる予定です。
