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暗黒酸素の解明に向け日英が調査
要約
英国のスコットランド海洋科学協会と日本財団などが、太陽光の届かない海底で酸素が発生している可能性をめぐり共同研究を始めます。クラリオン・クリッパートン海域で今年5月から専用機器を使った調査を行い、微生物の関与も調べる計画です。
本文
英国のスコットランド海洋科学協会と日本財団などは20日、太陽光が届かない海底で酸素が発生している可能性を検証するため、共同研究プロジェクトを立ち上げたと発表しました。研究側は未確認の酸素を「暗黒酸素」と呼び、その存在に自信を示しています。背景には、同協会が2024年に深海で酸素濃度が上がる現象を確認したとする発表があり、これが大きな関心を呼んでいます。発表では、深海の鉱物や微生物が関与しているかどうかを含め本格的な調査を進めると説明されています。
報じられている点:
・発表は1月20日にロンドンで行われ、共同研究プロジェクトの発足が明らかにされた。
・同協会は2024年に深海で酸素が増える現象を観測したと発表している。
・マンガンなどを多く含む鉱物塊が海水を水素と酸素に分解するという仮説が示されている。
・調査はクラリオン・クリッパートン海域で今年5月から実施される予定で、日本財団が総額520万ドル(約8億2千万円)を支援し専用機器を開発している。
・米ノースウェスタン大とボストン大も参加し、微生物の関与についても調べる計画である。
まとめ:
今回の共同調査は海底の生態系や資源利用の考え方に影響を与える可能性があると研究側は述べています。日本財団は議論に決着を付ける成果を期待するとしており、調査は今年5月から始まる予定です。現時点では結論は未定で、今後の公式な発表で経過や結果が示される見通しです。
