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鉱山跡で銅を濃縮する細菌を発見
要約
愛媛大学大学院などの研究チームが昨年12月、鉱山跡地の排水中の銅を鉱石並みに濃縮する細菌を発見しました。廃家電などからの銅回収システムの開発につながると研究者が述べています。
本文
愛媛大学大学院などの研究チームは昨年12月、鉱山跡地の排水に含まれる銅を鉱石並みに濃縮する細菌を発見したと発表しました。発見したのは愛媛大学大学院農学研究科の光延聖教授と大学院生の谷本和也さんらで、理化学研究所、日本原子力研究開発機構、九州大学大学院の研究者も共同研究に参加しています。光延教授は四国の地質学的特質に着目し、鉱山跡の土や排水を採取して微生物を調べるフィールド調査を続けてきました。銅は需要が高い一方で供給量が限られていることから、今回の発見が注目されています。
主な確認点:
・研究チームは昨年12月に、鉱山跡地の排水中で銅を鉱石並みの濃度に高める細菌を見つけたと発表した。
・発見には愛媛大学の光延聖教授(環境微生物学)と大学院生の谷本和也さんらが関わり、理化学研究所、日本原子力研究開発機構、九州大学大学院の研究者も共同参加している。
・光延教授は四国を中心に鉱山跡の土や排水を継続調査しており、地質学的背景を手がかりに微生物を探索していた。
・研究者はこの細菌の利用が廃家電などから銅をより効率的に回収するシステムの開発につながると述べている。
まとめ:
今回の発見は資源循環や鉱山跡地の微生物研究に関する関心を高める可能性があり、廃棄物からの銅回収技術の研究開発につながる点が注目されています。記事では今後の具体的な実用化スケジュールなどは明示されておらず、現時点では未定と伝えられています。
