← ニュースAll
鶏卵の雌雄をAIで判別、97%の精度
要約
日立ソリューションズ・クリエイトなどは、温め開始3日目の鶏卵を傷つけずに雌雄を判別するAIを開発したと発表しました。農研機構や九州工業大と共同で約8万枚の画像を学習させ、97%の精度を示したとしています。欧州の技術と比べ非破壊での実用化を目指すと伝えられています。
本文
日立ソリューションズ・クリエイトは22日、鶏卵を傷つけずに温め始めて3日目の段階で雌雄を判別する人工知能(AI)を開発したと発表しました。光を当てて卵内部を可視化して撮影し、画像認識で判別する手法を採っています。開発は農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)や九州工業大学と共同で進められ、約8万枚の画像を学習させたとしています。早期判別はふ卵場の運営コストに関わる点で注目されています。鶏の生理的変化では精巣や卵巣が7〜9日目に形成されるとされ、今回の手法は人の目で分かりにくい特徴を用いていると報じられています。
報じられている点:
・同社などが温め開始3日目の卵を対象に97%の精度で雌雄を判別するAIを開発したと発表した。・光で卵内部を撮影し、画像認識で判別する方式で約8万枚の画像を学習させている。・開発は農研機構と九州工業大学との共同研究で行われた。・従来はふ化後に雄を淘汰することが多く、早期判別で運営コスト削減につながるとされる(同社の試算で世界で年間約66億羽が淘汰されている)。・欧州では殻に穴を開ける方法で8〜12日程度の判別技術が実用化されており、今回の技術は非破壊での実用化を目指すとされている。・判断に用いる具体的な特徴の詳細は明らかにされていない。
まとめ:
今回の発表は、ふ卵場の運営や家禽産業のコスト構造に関わる技術的な進展として報じられています。欧州での法規制や既存技術との比較が背景にあり、同社は欧州などでの実用化を目指すとしています。実用化の時期や普及の程度は現時点では未定です。
