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都市で進むスロー交通システムの整備
要約
中国各地で歩行者や自転車を主軸にした「スロー交通システム」が整備され、緑道や自転車専用道が開通しています。北京や南昌、重慶、南京などで通勤・散策動線の改善や地域活性化が進んでいると伝えられています。
本文
中国の複数都市で、歩行者や自転車など自動車以外の移動を軸にしたスロー交通システムの整備が進んでいます。こうした緑道や遊歩道は短距離の移動や公共交通との乗り継ぎを支え、住民の日常利用が増えている点が注目されています。北京市交通研究の担当者は、設計理念として安全性や連続性、利便性、快適性を挙げ、炭素排出削減にも寄与すると説明しています。各地の事例では通勤時間の短縮や観光・レジャーの利便性向上、コミュニティの再生といった効果が報告されています。
整備の現状:
・北京では二環沿いの緑道が全線で35.5キロ開通し、自転車専用道60.6キロ、自転車レーン329.9キロを整備したと報告されています。・2024年の北京市におけるスロー交通利用率は50.1%で、自転車利用が20.0%を占めたと伝えられています。・南昌市では贛江沿いに28キロの緑道が整備され、散策やサイクリングの回廊として利用されています。・重慶は中心部で延べ840キロ超の山城歩道を整備し、コミュニティや公共施設を結ぶネットワーク化を進めています。・南京の戴家巷では遊歩道沿いにカフェや書店が集まり、年間生産額が1億元を超えるなど商業・文化面での変化がみられます。
まとめ:
スロー交通システムの整備は都市の移動手段や景観、地域経済に影響を与えており、通勤時間の短縮や市民の余暇利用の広がりにつながっていると伝えられています。各都市とも連携した緑地やスマート管理を進める取り組みが見られますが、今後の公式な計画や日程は現時点では未定です。
