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抹茶ブームの影 老舗の戸惑い
要約
世界的な抹茶人気で、昨年の抹茶を含む緑茶の輸出量は71年ぶりに1万トンを超えました。産地の宇治では原料のてん茶価格が大幅に上昇し、老舗の桑原秀樹さんは「ちゃんとしたお抹茶を届けるのが難しくなっている」と話しています。
本文
世界的な抹茶人気が高まり、昨年は抹茶を含む緑茶の輸出量が71年ぶりに1万トンを超えました。京都・宇治の老舗茶問屋の桑原秀樹さん(76)は、急増する海外からの注文により「ちゃんとしたお抹茶を届けるのが難しくなっている」と話しています。市場では原料となるてん茶の価格が急騰し、従来の入札や仕入れの仕組みでは対応が難しくなっていると伝えられています。こうした需要増が産地の取引や供給に影響を及ぼしています。
報じられている点:
・昨年の抹茶を含む緑茶の輸出量が71年ぶりに1万トンを超えた。
・てん茶の平均単価は一番茶で2024年の約5402円から2025年は約1万4144円と2倍超に上昇し、二番茶も同様に上がった。
・宇治では入札で価格を上げても買えない事例があり、既存の取引先対応で新規取引を断っていると桑原さんが述べている。
・海外での抹茶ラテなどの人気や訪日客の需要増が背景にあると報じられている。
まとめ:
需要の拡大で宇治をはじめとする産地の取引環境や価格が短期間で変化しており、老舗からは品質維持への懸念が出ています。影響は流通や商品価格に及んでおり、今後の出荷量や市場動向が注目されます。現時点では国や業界からの具体的な追加発表は示されておらず、先の見通しは未定です。
