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マルチビタミンと高血圧
要約
米国の大規模介入試験COSMOSで、マルチビタミンサプリ(Centrum Silver)を高齢者8,905名に約3年半投与し、高血圧の新規発症への影響を検証したと報告されています。参加者約1,500名は血圧を2年間にわたり測定しました。
本文
マルチビタミンサプリの高血圧への影響をめぐって、これまで短期の試験でわずかな血圧低下が報告される例がありましたが、長期的な評価は限定的でした。最近の報告では、大規模な介入研究COSMOSを用いて、マルチビタミンの服用が高血圧の新規発症にどう影響するかを検討しています。対象は米国在住の高齢者で、ランダムに実薬群と偽薬群に割り付けられ、長期にわたり経過が追われました。研究では、全体の発症頻度だけでなく、血圧の経時変化も一部参加者で詳しく調べています。
研究の主な点:
・対象は高血圧の既往がない高齢者8,905名(男性60歳以上、女性65歳以上)である。
・参加者はランダムにマルチビタミン(Haleon社のCentrum Silver)あるいは成分の入っていない偽薬を受け取り、約3年半毎日服用した。
・約1,500名については血圧を測定し、2年間の変化を評価した。
・主要評価は新たな高血圧の発症頻度であると報告されている。
まとめ:
今回のCOSMOSを用いた評価は、長期的な介入でマルチビタミンの影響を検討した点で規模が大きいことが特徴です。報告では試験の設計や対象規模が示されていますが、効果の範囲や臨床的な意味合いについては追加解析や今後の報告が必要とされる可能性があります。現時点では今後の公式な発表日程などは明記されていません。
