← ニュースAll
高校生の気分が変化 学校のストレス低下か
要約
名古屋大や東京大などの研究が、コロナ前(2019年)と20〜21年を比較した調査結果を科学誌で報告しました。東京都内の継続調査「東京ティーンコホート」や月次の心理アンケート、脳のMRI画像を組み合わせ、84人の高校生を追跡したところ、気分の落ち込みが起きにくくなった傾向と、心理状態の悪い一部で脳画像に特徴が見られたと伝えられています。外出制限やオンライン授業で学校生活のストレスが緩和した可能性が指摘されています。
本文
コロナ禍の期間に高校生の気分が変わった可能性を示す研究成果が、2026年1月23日に科学誌に掲載されました。研究は名古屋大や東京大などのチームが関わり、コロナ前の2019年と20〜21年を比較しています。対象には東京都内の子どもを長期に追う「東京ティーンコホート」のデータが用いられ、数千人規模の調査を背景に一部の高校生の時系列データを詳しく分析しています。月次の心理アンケートと磁気共鳴画像(MRI)を組み合わせ、変化の有無を検討しています。
報告の主な点:
・分析は男女各42人、計84人の高校生を対象に行われたこと。
・アンケートは毎月の心理状態を記録し、落ち込みに関する項目も含まれていること。
・脳の構造をMRIで撮影し、心理状態の悪い一部に画像上の傾向が見られたこと。
・コロナ禍では外出制限やオンライン授業が実施され、学校生活に伴うストレスが緩和したことが影響した可能性が研究チームで指摘されていること。
まとめ:
研究はコロナ前後の時期を比較し、高校生の気分の変化と脳画像の傾向を示しています。学校生活の負担や外出制限などが関係した可能性が示唆されていますが、対象は一部の高校生に限られ、現時点では追加の検証や詳しい解明が求められると伝えられています。
