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アルテミスII、月の裏側を観測へ
要約
NASAの有人試験飛行アルテミスIIが来週に迫り、約10日間の月周回で宇宙飛行士が月の裏側を肉眼で観測します。オリオンは月から最短約6,900kmを通過し、表裏をまたぐオリエンターレ盆地などが注目対象と伝えられています。
本文
アルテミスIIは、SLSロケットと宇宙船オリオンを用いる有人試験飛行で、50年以上ぶりに人類が月のそばを有人で飛行する予定です。約10日間の月周回飛行中、クルーは研究者として月の裏側を観測する任務を担います。現行計画では2月第1週の打ち上げが想定されており、打ち上げの条件が整えば裏側の大部分が太陽光に照らされる見込みです。今回の試験飛行は将来の月面着陸計画で使うシステムの有人検証でもあります。
報じられている観測のポイント:
・飛行期間は約10日間で、クルーはそのうち1日を月面観測に充てる予定です。
・搭乗するのはリード・ワイズマン、ビクター・グローバー、クリスティーナ・コック、ジェレミー・ハンセンの4名です。
・オリオンは月から最短約6,900kmを通過する軌道を取る計画です。
・観測候補には、表側と裏側にまたがるオリエンターレ盆地や南極エイトケン盆地などが含まれています。
・主な観測目的は、照らされている領域の色や明るさの違いの記録と、暗所での隕石衝突による閃光の検出です。
・実際にどの地形が観測できるかは打ち上げ直前まで確定せず、飛行開始後数日で優先対象の最終リストをまとめると伝えられています。
まとめ:
アルテミスIIの観測は、月の裏側に関する直接的な可視データを提供する見込みで、月の衝突史や地形の理解に資する可能性があります。観測対象にはオリエンターレ盆地やエイトケン盆地が挙げられており、成果は地球上の研究チームに共有される予定です。打ち上げは現時点で2月第1週が計画されています。
