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食料品の消費税ゼロと家計への影響
要約
衆院選で主要政党が掲げる「食料品の消費税ゼロ」案について、導入でスーパーの価格表示やレジ改修に負担が生じると伝えられています。野村総研の試算では4人家族の月間食費7万5681円に対し月額約5606円、年額約6万7272円の負担軽減となる一方、食料品分の税収は年間約5兆円にのぼり、財源をどうするかが課題とされています。
本文
衆院選を前に、主要政党が食料品にかかる消費税をゼロにする公約を打ち出しています。現在、消費税率は標準10%で、食料品などには軽減税率として8%が適用されています。実現すれば家計の負担軽減が見込まれる一方、小売現場では価格表示の変更やレジシステムの改修などの対応が必要になると報じられています。消費税収は年金や医療など社会保障の財源にも充てられており、減税分の財源確保が焦点となっています。
現状と報告されている点:
・スーパーでは店頭ポップの差し替えや、数万点分の価格登録作業が必要とされていると伝えられています。
・レジシステムの改修費用は少なくとも数百万円程度かかるとの見積もりが示されています。
・総務省の家計調査を基に野村総研が試算したところ、4人家族の月間食料支出は7万5681円で、消費税がゼロになれば月額約5606円、年額約6万7272円の負担軽減になるとされています。
・消費税の税収は2025年度当初予算で約31.4兆円で、そのうち食料品分は野村総研の試算で年間約5兆円に相当すると報告されています。
・専門家は、具体的な財源が示されない場合は国債発行で穴埋めする可能性が高く、将来世代の負担や長期的な経済指標への影響が懸念されると指摘しています。
まとめ:
食料品の消費税ゼロは家計の負担軽減が見込まれる一方、店頭表示やシステム改修など小売側の負担や、食料品分の税収約5兆円の穴をどう埋めるかが課題です。現時点では各党の財源案や政府の見解について明確な決定は報じられておらず、今後の説明が注目されます。
