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中国、5年で宇宙AIデータセンター構想
要約
中国航天科技集団(CASC)が今後5年以内に宇宙空間でギガワット級のAIデータセンターを構築する方針をCCTVが報じました。クラウドとエッジ、端末を統合し地上データを宇宙で処理する計画で、スペースXの衛星計画(2─3年)に対抗する意図も伝えられています。
本文
中国の宇宙開発大手である中国航天科技集団(CASC)が、今後5年以内に宇宙空間で人工知能(AI)向けのデータセンターを構築する計画を示したと、国営のCCTVが報じています。CASCはギガワット級のインフラ構築を目標に掲げ、クラウドやエッジ、端末の機能を統合して地上で発生したデータを宇宙で処理できるようにする意向だと伝えられています。今回の計画は、米国のスペースXが示した衛星によるAIデータセンター計画への対抗を念頭に置いていると報じられています。加えてCASCは、準軌道の宇宙観光を5年以内に実現し、その後に周回する宇宙観光に段階的に発展させる計画も示しています。
報じられている点:
・CASCが今後5年以内に宇宙空間でギガワット級のデジタル・インテリジェンス基盤を構築する方針を表明している。
・計画はクラウド、エッジ、端末の機能を統合し、計算能力・記憶容量・通信帯域を一体化して地上データを宇宙で処理することを目指すとされる。
・米側ではスペースXが2─3年以内に太陽光発電を用いたAIデータセンター衛星を打ち上げる計画が示されていると報じられている。
・CASCは準軌道の宇宙観光を5年以内に実現し、将来的に周回観光へ発展させる計画も掲げている。
・報道はまた、中国側で再利用可能ロケットの試験がまだ完了していない点を主要な制約として指摘している。
まとめ:
今回の発表は、宇宙空間でのデータ処理や観光をめぐる中米の競争という文脈で報じられています。CASCは5年以内の実現を掲げ、スペースX側は2─3年の計画を示しており、今後は各社の試験や具体的な打ち上げ時期に関する発表が焦点となりそうです。現時点では詳細な日程や技術的な完成時期は未定と伝えられています。
