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中国初の空飛ぶ病院が承認
要約
復旦大学付属の「五官健康C909航空機病院」が上海市の承認を受け試験運営を開始しました。機内で外来診療や検査、クラス100の手術室での手術が可能で、辺地や海外への医療提供を計画していると伝えられています。
本文
復旦大学付属眼耳鼻咽喉科病院は、航空機内に設けた医療施設が上海市の承認を得て試験運営を始めたと明らかにしました。機内病院は外来診療や検査、手術を行える設備を備えており、辺鄙な地域や海外の患者にも医療を提供する目的で開発されました。手術室はクラス100の層流型クリーン手術室を有し、眼科などの精密手術に対応できるとされています。運航と医療の安全確保のため、機体を製造した中国商用飛機(COMAC)と共同で管理制度を整備し、シミュレーション訓練を重ねてきました。
運営や設備について:
・同病院は1月29日に上海市の承認を受け、試験運営を開始したと発表しました。
・「五官健康C909航空機病院」にはクラス100の層流型クリーン手術室が設置されており、滅菌環境が求められる手術に対応するとしています。
・これまでに公益性手術を実施し、新疆ウイグル自治区のイリや貴州省の患者が機内で手術を受け、再診を行った事例があると報じられています。
・飛行中の医療安全確保のため、COMACと共同で人員や設備、感染抑止、緊急対応を含む全過程の管理制度を確立し、シミュレーション訓練を行っています。
・今後は国産の先進設備を搭載し、「一帯一路」共同建設国など医療資源が乏しい地域に近日中に飛行する計画だと伝えられています。
まとめ:
空飛ぶ病院の承認と試験運営開始により、眼科や耳鼻咽喉科の診療を航空機で提供する仕組みが一段と具体化しました。遠隔地や一部の海外地域での医療アクセスに影響を与える可能性があり、当面は試験運営と制度や訓練の継続が焦点となります。
