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太陽探査 羲和2号の打ち上げ計画
要約
中国は2028〜29年に太陽探査衛星「羲和2号」を太陽・地球系の第5ラグランジュ点(L5)へ打ち上げる計画を発表しました。L5から太陽磁場や爆発現象を三次元的に観測し、宇宙天気予報・早期警戒能力の強化を目指すと伝えられています。
本文
中国は1月31日に開かれた「羲和2号」始動会議・科学シンポジウムで、太陽探査衛星「羲和2号」を2028〜29年に第5ラグランジュ点(L5)へ打ち上げる計画を示しました。報道では「羲和2号」は新しい波長帯と視点で太陽の立体観測を行うと説明されています。名称の「羲和」は中国古代の太陽にまつわる呼称に由来し、2021年に打ち上げられた初号機「羲和号」は設計寿命を超えて運用されているものの良好な状態だと伝えられています。今回の計画はL5点からの観測によって太陽磁場や爆発現象の三次元モデル構築を目指す点が特に強調されました。
報じられているポイント:
・打ち上げ時期は2028〜2029年の見込みであること。
・目標地点は太陽・地球系の第5ラグランジュ点(L5)であること。
・L5は地球の公転軌道上で地球の後方に位置する点で、太陽・地球と正三角形を形成する位置関係であること。
・これまでL5に常駐する太陽探査機は存在していないとされること。
・「羲和2号」は太陽磁場やフレアなどの爆発現象を精密に測定し、三次元の物理モデル構築や宇宙天気予報・早期警戒能力の強化を目指すと説明されていること。
まとめ:
今回の発表は中国の太陽探査の次段階として「羲和2号」がL5点から新たな視点で観測を行う計画であることを示しています。これにより太陽磁場や爆発現象の三次元解析が進む可能性があると報じられています。正式な打ち上げ時期は2028〜29年とされていますが、詳細な計画や運用スケジュールの公表は現時点では未定と伝えられています。
