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イビデン、生成AI向けに5000億円投資し増産へ
要約
イビデンは2026年度から3年間で総額5000億円を投じ、生成AIサーバー向けのICパッケージ基板の生産能力を2028年度に約2.5倍に引き上げる計画を発表しました。河間と大野の事業場にそれぞれ約2200億円、約2800億円を配分するとしています。
本文
イビデンは3日、主力の半導体関連部品であるICパッケージ基板の増産に向け、2026年度からの3年間で総額5000億円を投じる計画を発表しました。生成AIサーバー向け製品の生産能力は面積ベースで2028年度に現状の約2.5倍に拡大する見通しで、需要が旺盛な分野への対応を急ぐ形です。投資は国内の河間事業場や大野事業場を中心に行い、河間ではインテルとの合意を踏まえて供給先を拡大する方針としています。なお、会社は直近の四半期決算やTOBに関する見通しも合わせて公表しています。
投資の内訳など:
・総投資額は2026年度から3年間で5000億円。
・生成AIサーバー向けの生産能力は2028年度に約2.5倍に拡大する見通し(面積ベース)。
・河間事業場(岐阜県大垣市)などに約2200億円を投じる計画で、河間は2027年度の稼働開始を目指すとされる。
・大野事業場(岐阜県大野町)には約2800億円を充て、現状では建屋の半分程度しか活用しておらず、2027年度末までのフル生産を目指すと説明している。
・25年4〜12月期の連結決算は売上高2986億円(前年同期比10%増)、純利益310億円(同25%増)だった。
・トヨタ自動車グループのTOBに関連し、投資有価証券売却益441億円の計上見込みを示したが、現時点でTOBは成立しておらず業績予想には織り込んでいない。
まとめ:
イビデンの今回の投資計画は、生成AIサーバー向け需要に対応するための生産能力拡大を目的としています。河間の稼働開始や大野のフル生産化といった具体的な工程が示されており、今後は各事業場の稼働時期や同社の追加発表が注目されます。
