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緊急避妊薬、薬局販売始まる
要約
2月に緊急避妊薬の薬局販売(OTC化)が始まり、ネクイノの調査で女性の93.1%が安心感を示す一方、42.4%は懸念もあると答えました。薬局での口頭依頼やプライバシー、入手のしやすさが課題とされています。服用経験者の多くは「自分の体は自分で守る」と意識が強まったとしています。
本文
緊急避妊薬(アフターピル)が2月から医師の処方箋なしで薬局で購入できるようになりました。対象となる医薬品はこれまで処方薬だった「ルノレボ」で、薬剤師が対面で販売しその場で服用する仕組みです。オンライン診療サービスを提供するネクイノが実施した調査では、多くの女性が安心感を示す一方で対面での購入やプライバシーに対する懸念も指摘されています。薬の効果は性交後できるだけ早く服用するほど高いとされています。
調査で示された点:
・対象:ネクイノが今年1月に実施した、10代〜40代の女性2118人への意識調査。
・肯定的な反応:「とても安心できる」50.7%、「安心感はあるが懸念もある」42.4%で、合わせて93.1%が肯定的な回答。否定的な回答は約3%。
・主な懸念:薬局で口頭で依頼することへの抵抗(48.9%)、対面で薬剤師に相談しづらい(40.2%)、購入時のプライバシー不安(39.1%)、営業時間や立地による入手の難しさ(33.5%)。
・服用経験者の意識変化:自分のからだは自分で守る意識が強くなった(64.7%)、避妊の重要性を改めて感じた(63.5%)、予期しない妊娠の影響を実感した(51.2%)。
・自由回答の傾向:不安や眠れなかった体験、低用量ピルの開始、パートナーと共に情報を得た経験、男性への情報浸透を求める声などが寄せられている。
まとめ:
薬局販売の開始で医療機関を受診する手間が減り入手の選択肢が増えた一方、対面での購入に伴う心理的負担やプライバシー、入手のしやすさが課題として挙がっています。服用経験者の多くが避妊や自己防衛の意識を強めたと回答しており、今後はこれらの懸念への対応が焦点となりそうです。公的な追加発表や運用上の変更は現時点では未定です。
