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読書で6分、ストレスが和らぐ可能性
要約
脳神経科学者の毛内拡氏が解説する記事です。読書はデフォルトモードネットワーク(DMN)の活動を切り替え、短時間でストレス指標が下がる研究があると伝えられています。研究は小規模で慎重な解釈が必要とされています。
本文
この記事は、読書が脳と心に及ぼす影響を脳神経科学の視点から整理した内容です。デフォルトモードネットワーク(DMN)やタスク陽性ネットワーク(TPN)といった脳の回路を説明し、読書中の脳活動の切り替えがストレス軽減につながると論じています。特に短時間の読書によるリラックス効果を示す研究が引用され、フィクションとノンフィクションで活性化する脳領域が異なる点にも触れられています。
読まれている点:
・DMNは安静時やぼんやりしているときに活発化し、過活動になると反芻思考を引き起こす可能性があると説明されています。
・読書に集中するとDMNの活動が低下し、タスク陽性ネットワーク(TPN)が優位になるとされています。
・イギリス・サセックス大の研究では、6分間の読書でストレス指標が最大68%低下したと広く引用されていると伝えられていますが、参加者が少数で商業的な性格がある点も指摘されています。
・他の研究でも読書が心拍数や血圧を下げると報告され、読書習慣と心理的安定の関連を示す研究も紹介されています。
・フィクションは共感や社会認知に、ノンフィクションは批判的思考や分析に関与する脳領域をそれぞれ活性化すると記載されています。
まとめ:
読書は脳の活動モードを切り替えることで短時間のリラックス効果を生むと伝えられていますが、引用される研究には規模や性格の点で慎重な解釈が必要とされています。生活や心理状態への影響は示唆されているものの、今後の研究や公的な指針は現時点では未定です。
