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がんガイド新版、生活者の視点で
要約
国立がん研究センターが昨年12月に新版『がんになったら手に取るガイド』を発刊しました。前半は医療面、後半は診断後の生活情報をまとめ、がん経験者らの視点を反映しています。本文192ページ分が無料でダウンロード可能とされています。
本文
国立がん研究センターがん対策研究所は昨年12月12日に『国立がん研究センターのがんになったら手にとるガイド』の新版を発刊しました。2011年の初版と2013年改訂を経ての全面リニューアルで、前半は治療など医療的な情報、後半は診断後の生活情報をまとめた構成になっています。がん経験者や家族、一般市民を含むパネルの意見を取り入れ、「一生活者」の視点が各所に反映されています。本文全192ページが無料でダウンロードできるとされています。
主な掲載点:
・前半(1~4章)は診断や治療の医療的な説明を整理している。
・副作用や起こりうる症状に関する章では、見た目の変化や食事・水分、排泄、性生活といった日常場面での対処法が経験者の工夫を交えて記載されている。
・治療と仕事の両立支援について、会社提出用資料の作成手順や相談先などの情報が紹介されている。
・高額療養費制度や生活福祉資金貸付など、社会福祉制度の利用方法もまとめられている。
まとめ:
新版ガイドは治療に関する判断材料と、治療中・経過観察中の社会生活に関する情報を一冊で扱っている点が特徴です。治療と仕事の両立や医療費の制度利用など、生活面の情報が充実しており、本文の無償配信や別冊の療養手帳も用意されています。今後の改訂や追加の発表については現時点では未定です。
