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心不全の早期発見へ 筑波大学病院とバイエル
要約
筑波大学付属病院とバイエル薬品が心不全の早期発見・治療を目指す共同事業を開始しました。茨城県の死亡率が全国平均より高い現状を踏まえ、医療機関の連携強化に向けた調査や啓発、かかりつけ医向けのBNP値案内を行います。
本文
筑波大学付属病院(茨城県つくば市)はバイエル薬品と共同で、心不全の早期発見と早期治療に向けた事業を始めました。事業は1月から開始しており、茨城県脳卒中・心臓病等総合支援センターが中心となって調査を行い、医療機関間の連携強化に向けた課題を洗い出すとしています。茨城県内では心不全による死亡率が全国平均を上回るとされ、現状では重症化してから受診する例が多いことが課題とされています。過去には高血圧対策で県と連携する取り組みも行われてきました。
事業の主な点:
・共同事業は1月に開始され、患者向けの啓発ポスターや心不全のチェックリストを配布しています。
・かかりつけ医向けに、血液中のBNP値を示したパンフレットを配布し専門医紹介の際に活用する予定です。
・同センターが調査を実施し、かかりつけ医から専門医への患者紹介など医療連携の課題を洗い出すとしています。
・茨城県の心不全による死亡率は全国平均を100とした場合、男性が101.5、女性が108.6と伝えられています。
まとめ:
今回の共同事業は啓発や診療連携の整備を通じて、早期発見や適切なタイミングでの専門受診につなげることを目指しています。今後はセンターの調査結果を基に課題の整理を進める予定で、現時点では具体的な工程の詳細は未定とされています。
