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H3ロケット原因調査続く 30形態再CFTを年度内実施へ
要約
宇宙航空研究開発機構は2月4日の会合でH3ロケット8号機の打ち上げ失敗の調査状況を報告し、第1段推進系に異常は確認されないとしたうえで、固体ブースター無しの「30形態」で年度内に再CFTを実施する方針を示しました。後続機の打ち上げは見合わせ中です。
本文
宇宙航空研究開発機構は2月4日、文部科学省の宇宙開発利用部会でH3ロケット8号機の打ち上げ失敗に関する調査状況を報告しました。報告では第1段エンジンや推進系に異常は確認されていないと説明され、調査は継続しているとされています。これに伴い、固体ロケットブースターを使わない「30形態」について、年度内に追加の燃焼試験(再CFT)を実施する方針が示されました。なお、原因究明と後続機への影響評価が続くため、みちびき7号機の打ち上げは行えない状況です。
報告の要点:
・2月4日の会合でJAXAが調査状況を説明した。
・第1段エンジン/推進系には異常が見つかっていないと報告された。
・衛星フェアリング分離時に搭載構造が損傷したと推定され、当該事象が原因でみちびきが脱落したと見ている。
・固体ブースター無しの30形態について、今年度内に再CFTを実施し、オリフィス穴径や水素タンクの制御圧を調整して検証する計画である。
まとめ:
調査は継続中であり、現時点で第1段推進系が直接の原因と特定されているわけではないとしています。後続号機の打ち上げは見合わせられており、再CFTの結果や調査の追加報告が今後の重要な判断材料になる見通しで、現時点では今後の公式発表を待つ段階です。
