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浜松ホトニクス、メタレンズを調味料に
要約
浜松ホトニクスはメタレンズを自社製品の性能を後付けで高める「調味料」と位置づけ、製造販売ではなく道具として活用する方針です。メタレンズは波長より小さい構造で光の位相を制御し、集光や偏光分離などの機能を設計で付加できます。2023年10月に集中プロジェクトを発足し、研究成果を製品開発に組み込む体制を整えています。
本文
メタレンズは波長よりも微細な構造で光の位相を制御する技術で、光検出器などの機能を補完する道具として注目されています。浜松ホトニクスはメタレンズ自体の量販を主目的とせず、自社の光検出器などに組み合わせて性能を高める用途で位置づけています。製品とメタレンズの組み合わせによる性能向上の結果として市場が生まれると見ている点が背景です。さらに同社はナノフォトニクスの活用に2年以上前から取り組み、研究成果を製品に反映する体制づくりを進めています。
報じられている点:
・メタレンズは波長より小さな微細構造で光の位相を自在に制御する技術であること。
・浜松ホトニクスはメタレンズを自社製品の性能を後付けで底上げする「調味料」のような道具と位置づけていること。
・同社は製造・販売よりも自社製品の能力向上を重視していること。
・2023年10月に集中プロジェクトを発足し、中央研究所と事業部の橋渡しでフィージビリティースタディー体制を整えたこと。
・メタサーフェスの設計で集光機能、偏光分離、光路長拡張などを付加でき、センサーの波長や用途に合わせられる点を挙げていること。
まとめ:
浜松ホトニクスはメタレンズを既存製品に機能を付加する手段と見なし、研究成果を製品開発に取り込む体制を整えています。製品との組み合わせによる性能向上で市場が形成される可能性を想定していますが、具体的な今後の日程や計画は現時点では未定です。
