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南鳥島EEZでレアアース試掘に成功、ちきゅう活用
要約
内閣府とJAMSTECは、深部探査船ちきゅうを使い南鳥島沖のEEZで水深約6000メートルの海底泥を引き揚げ、レアアースの試掘に成功したと発表しました。試掘はSIPの一環で、今後は精製や技術検証を進め、来年2月に日量350トンを目標とする本格実証を予定しています。
本文
内閣府と海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、南鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)でレアアースを含む海底泥の試掘に成功したと発表しました。地球深部探査船「ちきゅう」からパイプを接続して降ろし、水深約6000メートルの深海底から泥を引き揚げたとされています。今回の作業は内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の一環で、ちきゅうは清水港を出港後に現場海域に到着し、採掘と引き揚げを行いました。政府や関係機関は今後、引き揚げた試料の分析や技術課題の検証を進める予定です。
確認されている点:
・内閣府とJAMSTECが試掘の成功を発表していること。
・ちきゅうからパイプを接続して作業し、水深約6000メートルの海底泥を船上に引き揚げたこと。
・試掘はSIPの一環で、ちきゅうは清水港を出港、現場到着後に30日に採掘を開始し、1日に引き揚げを確認、15日に帰港予定であること。
・今後は引き揚げた泥からの精製試験や調査手法・技術課題の検証を進め、来年2月に日量350トンを目標に本格採掘の実証を計画していること。
・レアアースは電気自動車のモーターなど幅広い用途があり、世界生産の多くを中国が占めるとされることや、東京大学の発見を機に産学官で取り組んできた経緯があること。
まとめ:
今回の試掘は技術実証と試料回収を目的とした段階的な取り組みの一部です。引き揚げた泥の精製結果や経済性評価が今後の焦点となり、政府は結果を踏まえて実用化の可能性や方針を検討するとしています。現時点では最終的な生産体制や経済的影響の詳細は未定です。
