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きのこの代替食、マイタケとエリンギの挑戦
要約
東京農業大のワークショップで、マイタケ由来の代替肉やエリンギを加工してホタテ貝柱に近づける研究が紹介されました。ユキグニファクトリーの市販品や、エリンギの実用化が1〜2年程度と伝えられている点が注目されています。水使用量の少なさや国内生産の優位性も指摘されています。
本文
国内で安定生産しやすいきのこを用いた代替食品の研究が進んでいます。1月31日に東京農業大学の博物館で開かれたワークショップでは、きのこの特性を生かした新たな食材が紹介されました。試食ではマイタケ由来の代替肉がカレーに使われ、食感や味わいが確認されました。研究・事業者側は、水資源や耕作地の制約を踏まえ、きのこ由来の食品が役立つ可能性に注目しています。
報じられている点:
・ワークショップは東京農業大学と日本きのこマイスター協会などの共催で開催された。
・ユキグニファクトリーが昨年発売した「キノコのお肉」はマイタケの繊維を生かした角切りの商品で、都内スーパーで販売や企業食堂での採用例がある。
・牛肉1キロ当たりのバーチャルウォーターは約20.6トンとされ、「キノコのお肉」は作るのに使う水が比較的少ないとされている。
・東農大ではエリンギを真空処理と酵素分解でホタテ貝柱に近い食感にする実験に成功しており、色合いの改善を課題に実用化に1〜2年程度かかると伝えられている。
・きのこ類は重量ベースで自給率が高く、倉庫や地下でも生産しやすいことから、安定供給の可能性が指摘されている。
まとめ:
きのこ由来の代替食品は、国内生産のしやすさや水資源の節約といった観点で注目されています。実用化済みの製品や、エリンギを用いたホタテ代替の研究といった具体例が報告されており、エリンギの実用化時期は現時点で1〜2年程度と伝えられています。今後の普及状況や追加の発表が注目されます。
