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理研のマルチモーダルAI、26年3月に一部公開へ
要約
理化学研究所がゲノムやタンパク質、化合物、発現データなどを統合する生命科学向けのマルチモーダルAI基盤を開発しています。2026年3月に5種類のシングルモダリティーのプレバージョンを公開し、2029年3月の完成を目指す計画です。
本文
理化学研究所は生命科学分野向けのマルチモーダルAI基盤の開発を進めています。複数種類の生物学的データを組み合わせ、創薬や医療研究での活用を目指すものです。プロジェクトは2024年4月に始まり、理研の「科学研究基盤モデル開発プログラム(AGIS)」の一部として実施しています。理研は段階的に公開と統合を進め、段階ごとのモデルの整合性を重視するとしています。
報じられている点:
・対象とするデータはゲノム配列、タンパク質配列、化合物構造、RNA発現量、分子関連テキストなどです。
・まず5種類のシングルモダリティーAI基盤を開発し、プレバージョンを2026年3月末に公開する予定です。
・2028年3月までに複数のシングルモダリティー基盤を整備し、2029年3月にこれらを統合したマルチモーダルAI基盤の完成を目指しています。
・モデルはTransformer型で、GPT型とBERT型の2種類を作成するとしています。
・将来的に画像データを扱うシングルモダリティーの追加も検討していると伝えられています。
まとめ:
今回の開発は創薬や疾患リスク推定などの研究プロセスを横断的に扱うことを目標としています。現時点では段階的公開の予定や最終目標時期が示されており、詳細な運用や利用条件などは今後の公表を待つことになります。
