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福島第1原発 15年目の現場
要約
東日本大震災から15年を前に、福島第1原発1号機で大型カバーの設置作業が進んでいます。高さ約60メートルまでの巨大屋根のつり上げや高線量地域での作業、人員と遠隔操作の組合せなど、被ばく対策を重視した工程が続いていると報じられています。
本文
東日本大震災と福島第1原発事故から15年を前に、1号機で使用済み燃料取り出しに向けた大型カバーの設置作業が行われています。取材では、巨大な屋根の搬送とつり上げ、現場での放射線管理が同時に進む様子が伝えられています。作業は遠隔操作と人手を組み合わせ、被ばく線量を抑えながら慎重に進められています。
報じられている点:
・大型カバーの屋根は長さ約50.7メートル、幅12.5メートル、重さ約103トンで、地上約60メートルまでつり上げる作業が行われた。
・作業中は風や位置の微調整が重要で、クレーンや遠隔操作装置を使い高精度の操縦が求められている。
・建屋南側など一部は毎時1〜数十ミリシーベルトの高線量があり、待機場所や動員を工夫して被ばくを管理している。
・大型カバー設置は2022年4月に現場作業を開始し、燃料取り出しは2031年までの完了を目標に計画されているが、建屋上部の状態次第で計画は見直される可能性がある。
まとめ:
現場では大型機材の操縦と放射線対策を両立させる作業が続いており、人員配置や遠隔化を組み合わせた運用が中心になっています。今後は建屋上部のがれきや線量の状況を踏まえつつ、計画の見直しを行いながら進めると報じられています。
