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DMM、オンライン診療に挑む背景と展望
要約
DMMは2021年にオンライン診療事業に参入し、動画配信などで培った技術と会員基盤を活用して診療から薬の配送までをワンストップで提供しています。累計200万件の診察実績や3期目で売上100億円超などの数字が示され、保険診療や薬局、健康分野への拡大を目指すと伝えられています。
本文
DMMはメディア向けの勉強会で、DMMヘルスケアが進めるオンラインクリニック事業や離島での遠隔診療支援を紹介しました。社内にイノベーションカンパニーを置き、動画配信や電子書籍で得た技術と会員基盤を医療分野に応用している点が強調されていました。オンライン診療は診断・治療の領域で現状サービスを展開しており、今後は保険診療や薬局事業、健康維持分野への拡大も検討すると伝えられています。地方の医師偏在への対応として、離島での実証実験も進められていることが報告されました。
報じられている点:
・DMMは2021年にオンライン医療事業へ参入し、既存の技術と約5000万の会員基盤を活用している。
・DMMオンラインクリニックは事業開始から3期目で売上100億円を超え、2030年にヘルスケアで売上2000億円を目指す方針を掲げている。
・サービスは2025年11月時点で累計約200万件の診察に対応し、自由診療の16領域を24時間で提供している。
・2024年10月〜2025年9月の1年間で全体164%の成長を記録し、領域によっては150〜200%台の伸びがあるとされる。
・利用者の年代分布は若年層だけでなく中高年層の割合も高く、幅広い世代に利用が広がっている。
・離島では徳之島病院と連携した精神科の実証で約50回の診察を実施し、保健センターを通じてオンライン接続する形で運用した。
まとめ:
今回の報告では、DMMが既存の技術と会員基盤を医療サービスに組み込み、オンライン診療の裾野を広げる取り組みを進めていることが示されています。累計診察件数や売上といった実績がある一方で、保険診療や薬局、PHR連携などの事業拡大の具体的なスケジュールは現時点では未定と伝えられています。離島での実証は医療アクセスに関する新たな実例を示しており、今後の発表が注目される可能性があります。
