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富士フイルムビジネスイノベーションの新世代AI
要約
富士フイルムビジネスイノベーションが掲げる「AIの民主化」を軸に、取締役CTO鍋田敏之氏が新世代AIの技術体系と戦略を説明。非構造化データの構造化を起点に、五つのAIカテゴリで企業現場への実装を進める計画です。
本文
富士フイルムビジネスイノベーションは、これまでの複合機や画像処理技術の蓄積を基盤に、企業向けの新たなAI技術体系を打ち出しています。取締役・常務執行役員 CTOの鍋田敏之氏は「AIの民主化」を掲げ、特に非構造化データを活用できる形にすることを重視していると説明しています。企業ごとの固有データや属人化したノウハウまで理解し続ける「生涯伴走型」の考え方を示し、中小企業にも使いやすい仕組みを目指すとしています。
報じられている点:
・鍋田敏之氏は「誰ひとり取り残さない」を合言葉に、全ての企業がAIの恩恵を受けられる社会を目指すと述べている。
・2025年の調査では、企業内で生成されるデータのうち86%以上が契約書・請求書・メールなどの非構造化データであるとされる。
・同社は長年の画像処理や高精度AI-OCR、ロボティクスなどを組み合わせ、非構造化データのデジタル化と構造化を進める仕組みを持つと説明している。
・提供価値は①認識・構造化、②効率化、③提案・付加価値化、④機器最適化、⑤画像・質感表現の五つのカテゴリーで構成され、段階的に連携・進化する設計になっている。
・CTO戦略室を中核に技術と営業が横断的に連携し、特定業種向けのサービスは2025年秋以降に始まり、今年は新たなAIソリューションのローンチが予定されていると伝えられている。
まとめ:
同社は非構造化データの構造化を起点に、業務効率化や経営判断支援、機器運用の最適化といった段階的な価値提供を目指しています。現時点では一部業種でのサービス開始時期が示されており、幅広い業界への順次展開が予定されています。今後の公式発表や導入状況が注目されます。
