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もんじゅ事故の教訓と国の責任
要約
1995年の高速増殖原型炉もんじゅのナトリウム漏れから30年。2016年の廃炉決定までに1兆円超が投じられ、運転実績は約250日にとどまりました。技術的課題や組織運営の問題が残る中、核燃料サイクル政策の行方や国の主導の在り方が問われています。
本文
1995年12月、福井県敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅでナトリウム漏れとそれに伴う火災が発生し、その後の運用は長期にわたって停滞しました。2016年に廃炉が決まるまでに国費が1兆円超投入され、運転実績は約250日にとどまっています。技術面ではナトリウムの取り扱いなど高速炉固有の課題が残り、運営側の対応や組織の在り方が問題視されました。現在はエネルギー基本計画から「増殖」の文言が外れ、核燃料サイクルを巡る実務面での停滞が続いています。
報じられている点:
・1995年のナトリウム漏れと火災が契機となり、運転停止と長期の検証が続いた。
・廃炉決定までに国費1兆円超が投入され、運転実績は約250日にとどまった。
・運営主体の映像編集問題など組織運営への批判が長期停止の一因となり、その後も組織変更やトラブルが相次いだ。
・核燃料サイクルは六ケ所村の再処理工場の遅延やプルトニウム消費の制約などで実務的に行き詰まっていると伝えられている。
まとめ:
もんじゅの経緯は、技術的課題と組織運営の問題が政策の実行に影を落とした点を示しています。経済的負担と政策の不透明さが指摘されており、現時点で明確な次の方針や日程は示されていません。今後の扱いについては政府や関係機関の公式の発表を待つ必要があるとされています。
