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Elasticの新機能Agent BuilderとWorkflows
要約
Elasticsearchを提供するエラスティックは2月13日、非構造化データの活用を目指す新機能「エージェントビルダー」と「ワークフローズ」を発表しました。両機能はコンテキストエンジニアリングを支え、データの検索・変換・アクション実行を統合することを狙いとしています。
本文
Elasticsearchを手がけるエラスティックは2月13日、新機能として「エージェントビルダー(Agent Builder)」と「ワークフロー(Workflows)」を発表し、説明会を開きました。同社代表取締役社長の大谷健氏は、2025年に生成されたデータの多くが非構造化であり、活用できていないデータが多いと指摘しました。生成AIの普及に伴い、RAG(検索拡張生成)やハルシネーションといった課題が出てきたため、Search AI Platformを基盤にして対応を進めると説明しています。今回の機能は、組織内に散在するデータをつなぎ、コンテキスト駆動の処理を可能にすることを目的としています。
報じられている点:
・エージェントビルダーはElasticsearch基盤でデータの準備・インジェスト、検索・ランキング、組み込みツールやカスタムツール、会話体験、エージェントの可観測性を提供すると説明されています。
・ワークフローはエージェントのアクション実行を外部・内部システムと調整し、ルールベースの信頼性を補う役割があるとされています。
・同社はMCP(Model Context Protocol)とA2A(Agent2Agent)を介してモデル連携を図り、コンテキストエンジニアリングを支えると述べています。
・大谷氏は、必要な文書やログ、業務ルールが欠けると誤った結論を導きかねないと指摘し、基盤提供の必要性を説明しました。
・提供面では、エージェントビルダーはElastic Cloud Serverlessで一般提供が始まり、既存ユーザー向けにはElastic Cloud HostedのEnterprise Tierやセルフマネージド版のElastic Stackにも含まれるとされています。
まとめ:
今回の発表は、非構造化データを含む企業データをつなぎ、文脈を重視したエージェント運用を可能にすることを目指しています。開発者向けにはコンテキスト駆動のカスタムエージェントを構築しやすくする狙いが示されています。今後の具体的な展開や追加の対応予定については、現時点では未定と伝えられています。
