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大槌町で桜守る活動25年
要約
岩手県大槌町で住民ボランティア「ウイル」が1月から桜の手入れを始めました。26年前に他界した前川紀博さんの遺志を受け継ぎ、冬場のテングス病対策や古木の剪定を毎年続け、今冬は約150本を手入れする予定です。会員の高齢化を踏まえ、近く町に補助金を申請する方針と伝えられています。
本文
岩手県大槌町の吉里吉里で、住民ボランティア「ウイル」による桜の手入れが1月から始まりました。寒い時期に古い枝やテングス病の疑いのある部分を切り落とす作業を行っており、町内に多い民間や住民が植えた桜を守るために毎年継続しています。ウイルは2001年に結成され、26年前に他界した前川紀博さんの「桜を頼む」という遺志を受け継ぐ目的で活動を続けています。大木の剪定には町内業者が高所作業車を無償で貸し出すなど、地域の協力もある形で進められています。
作業の要点:
・ウイルは26人の町民ボランティアで構成され、吉里吉里を中心に作業を行っています。
・冬場にテングス病の原因となるカビが広がる前に枝を切る作業を重視しています。
・大木の剪定には町内業者が高所作業車を無償貸与しています。
・活動は2001年開始で、前川紀博さんの遺志を受け継ぐことが名前の由来です。
・今冬は町内の約150本を手入れする予定で、老木対策として肥料を与える作業も今年から始めています。
・会員の最年少が56歳で高齢化が進んでいる点が課題になっています。
まとめ:
活動は桜の健康維持だけでなく地区のつながりを保つ役割も担っており、震災時に桜が命をつないだという話も伝わっています。存続を見据え、近く町に数万円の補助金を申請する方針で、担当の若い町職員を巻き込むことや若い世代の参加を期待しているとされています。現時点で活動の継続に向けた具体的な公的支援の確定は未定です。
