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岡山市、ハレノワ線で環状化
要約
岡山市は路面電車の環状化を目指す「ハレノワ線(仮称)」の事業計画を発表しました。大雲寺前―西大寺町の約0.6km単線で左回り運行とし、ハレノワ(岡山芸術創造劇場)付近に新電停を設置。ピーク時は1時間3本以上を見込み、2029年度中の運行開始を計画しています。国の補助制度改正や市と事業者の合意が背景にあります。
本文
岡山市は1月26日、路面電車の延伸による環状化事業「ハレノワ線(仮称)」の計画を発表しました。計画は清輝橋線の大雲寺前電停と東山線の西大寺町電停を結ぶ約0.6kmの単線で、左回りの環状運転を行うものです。新設される電停は再開発ビル「ハレノワ」(岡山芸術創造劇場)付近に置かれ、岡山駅と直結するルートとなります。運行開始は2029年度中を目指しており、駅前広場への乗り入れ工事は2027年3月完成予定です。
主なポイント:
・ルートは「岡山駅→柳川→大雲寺前→西大寺町→城下→柳川→岡山駅」の“P字形”で片方向運行とする。
・約0.6kmの単線で、ピーク時は1時間あたり3本以上の運行を想定している。
・新たな停留所はハレノワ(岡山芸術創造劇場)周辺に設置され、駅前と集客施設を結ぶ構成。
・財源面では2023年の国の補助率引き上げや、市と事業者の合意による「みなし上下分離」方式の導入が背景にあると伝えられています。
・一方で、路面電車利用はコロナ前の約85%にとどまり、事業者は営業収支の課題や老朽車両の更新が必要な状況です。
まとめ:
ハレノワ線は岡山市の路面電車ネットワーク計画の中核と位置づけられ、岡山駅前とハレノワを結ぶことで市中心部の回遊性向上が期待されています。選定過程では費用対効果の比較が行われ、「ハレノワ線」は優先路線に選定されました。運行開始時期は2029年度中とされており、今後の整備や運行に関する公式発表が見込まれます。
