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太平洋のサンゴと米国ESA改正案
要約
東京大学などの研究者が『Science』誌に寄せた書簡で、米国の絶滅危惧種法(ESA)の改正案が太平洋のサンゴ礁保護を弱める可能性を指摘し、識別しやすいミドリイシ群やミドリイシ属全体の保護拡大など、科学に基づく柔軟な政策の必要性を訴えました。
本文
東京大学大学院などの研究チームは『Science』誌に書簡を発表し、米国の絶滅危惧種法(ESA)改正案が太平洋域のサンゴ礁保護を弱める懸念を示しています。書簡は米国領グアムを事例に挙げ、保護の後退がサンゴ礁の損失を加速させ得ると述べています。研究チームは、分類学的に実務的で科学に基づく保護措置の重要性を強調しています。気候変動によるサンゴの急速な衰退も背景にあるとしています。
報告されている点:
・東京大学などの研究者が『Science』誌に書簡を発表している。
・改正案は国家安全保障や経済的利益を優先する方向性を含み、西太平洋の保護措置を弱める可能性が指摘されている。
・研究チームは、識別しやすく絶滅リスクの高い枝状ミドリイシの形態群や、場合によってはミドリイシ属全体の保護拡大を提案している。
・フロリダでの「機能的絶滅」に関する報告を踏まえ、同様の広域な崩壊が太平洋でも起き得ると警告している。
まとめ:
太平洋のサンゴ礁は漁業や沿岸保護、生物多様性維持に関わるため、保護のあり方は地域の生活や生態系に影響します。研究チームは科学的根拠に基づく柔軟な政策立案を求めていますが、改正案の最終的な扱いや今後の公式な日程は現時点では未定です。
