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エーザイの睡眠障害薬が希少疾病薬に指定
要約
エーザイはナルコレプシー治療薬候補E2086が厚生労働省の希少疾病用医薬品に指定されたと発表しました。研究助成などの優遇措置が想定され、初期治験で安全性と日中の覚醒改善の可能性が示され、2025年度中に中間治験を始める予定です。
本文
エーザイは16日、睡眠障害「ナルコレプシー」の治療薬候補E2086が厚生労働省から希少疾病用医薬品に指定されたと発表しました。希少疾病用医薬品の指定は患者数が限られる分野で医療上の必要性が高い薬に適用され、研究開発での優遇措置が想定されます。ナルコレプシーは日中の過度の眠気や情動脱力発作などを特徴とする神経疾患で、覚醒に関わるオレキシンの不足が関係しています。E2086はオレキシンの不足を補う仕組みをめざす治療薬候補です。
発表の要点:
・E2086が厚生労働省の希少疾病用医薬品に指定されたとエーザイが公表しました。
・指定により研究開発向けの助成金などの優遇措置が受けられる見込みです。
・ナルコレプシーは日中の強い眠気や情動脱力発作を伴う神経疾患で、オレキシンの不足が関与しています。
・E2086はオレキシン不足を補う仕組みを目指す候補薬です。
・初期段階の治験で安全性が確認され、プラセボや既存薬と比較して日中の覚醒度が改善する可能性も示されました。
・2025年度中に中間段階の治験を開始する予定とされています。
まとめ:
今回の指定によりE2086の研究開発で公的な支援や優遇措置が受けられる見込みであり、研究の進行に影響を与える可能性があります。今後は中間段階の治験開始が予定されており、以降の臨床結果や厚生労働省の手続きが次の注目点となります。
