← ニュースAll
ALS治験が最終段階へ iPS創薬で年内開始へ
要約
慶應大発のバイオ企業ケイファーマが、ALS患者にパーキンソン病治療薬ロピニロールを投与する第3相治験を年内に始める準備を進めていると発表しました。患者由来のiPS細胞を使った創薬の先行例として注目されています。
本文
慶應大発バイオ新興企業のケイファーマは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を対象にパーキンソン病の薬を投与する第3相の治験を年内に始める準備をしていると発表しました。発表は日本疾患幹細胞学会の講演で、同社取締役で慶應大学の岡野栄之教授が説明しました。岡野教授らの研究チームは2016年に患者の血液からiPS細胞を作り、神経細胞に分化させて薬効を試す手法を確立しています。2018年からの少人数治験では、病気の進行を遅らせる可能性があることが示されています。
報じられている点:
・ケイファーマ(東京都港区)が治験の第3相を年内に始める準備を進めていると表明しています。
・説明は17日に開かれた学会の講演で、岡野栄之・同社取締役(慶應大教授)が行っています。
・研究チームは2016年に患者由来のiPS細胞から神経細胞を作る手法を確立しました。
・その手法でパーキンソン病治療薬のロピニロールがALSに有望と判明し、18年から少人数の治験を実施しています。
・同社の取り組みは患者由来iPS細胞を使う「iPS創薬」の先行例として注目されています。
まとめ:
この取り組みは患者由来のiPS細胞を用いた創薬が臨床の最終段階に進む例として注目されます。病気の進行を遅らせる可能性が示された経緯があり、年内に第3相開始の準備が進められているとされています。今後の詳細な日程や手続きについては、会社側の発表が待たれる状況です。
