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坂井市の環境教育 考え行動する力を育む
要約
坂井市は本年度から中学3年向けに独自教材を使った環境授業を開始しました。小学6年時に温暖化授業を受けた世代を対象に、思考力や課題解決力を育むのが狙いで、短時間の講座を通じて地域連携や高校展開も視野に入れています。
本文
坂井市は本年度、三国中を皮切りに中学3年生向けの独自教材を使った環境授業を展開しています。対象は小学6年時に「ストップ地球温暖化対策授業」を受講した世代で、成長段階に合わせて思考力や課題解決力を養うことを狙いとしています。授業は2時間の回を2回行う短期の構成で、市内でも温暖化の影響が見られると伝えられています。市は将来的に高校にも広げたい考えで、地域やNPO、企業との連携強化を図りながら継続的な仕組みづくりを目指しています。
授業と教材の特徴:
・対象は中学3年生で、三国中から実施を始めている。
・中学校向け教材は24枚のカードで、海の変化や熱中症の増加、獣害被害の増加、豪雪による道路通行止めなどの事象や対策が示されている。
・初回は生徒がグループでカードを模造紙上に配置し、関係性を矢印で整理する活動を行った。正解はなく、生徒からは「日常の出来事が世界的課題につながる」との反応があった。
・2回目は市の温室効果ガス排出量や脱炭素ビジョンを学び、「作る」「休む・遊ぶ」「食べる・使う」など8テーマで市への提案を考え発表した。
・市が実施した中学2年生へのアンケート(回答678人)では環境への関心はある一方で、「手間がかかる」「きっかけがない」「何をすればよいか分からない」との声が目立った。
まとめ:
市の授業は短期間の構成ながら、生徒の関心を深める機会と位置付けられています。市は25~28年度に当時小6だった世代を対象に再度実施する予定で、高校への展開や地域団体との連携を進める考えです。具体的な継続体制や展開時期の詳細は現時点では未定です。
