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丸紅、韓国企業と電圧安定装置を開発
要約
丸紅はヒョソン重電などと送電網の電圧を安定させる大容量装置の共同開発でMOUを締結しました。エストニアのスケルトンのスーパーキャパシタを活用し、再エネが多い送電網向けに2027年をめどに韓国内での商用化を目指し、海外販売も検討するとしています。
本文
丸紅は18日、韓国のヒョソン・ヘビー・インダストリーズなどと、送電網の電圧を安定させる大容量装置の共同開発に関する覚書(MOU)を交わしたと発表しました。装置は一定の電力をためて必要に応じて充放電し電圧を安定させるもので、太陽光や風力など発電量が変動する設備がある送電網での利用が想定されています。丸紅は自ら出資するエストニアの蓄電池メーカー、スケルトン・テクノロジーズの技術を用いるとしています。商用化は2027年をめどに韓国内で目指し、米国など海外への販売も検討するとしています。
報じられている主な点:
・丸紅がヒョソン重電などと大容量の電圧安定装置の共同開発でMOUを締結した。
・装置は「無効電力補償装置」として送電網の電圧を安定化する機能を持つ見込みである。
・蓄電にはスケルトンの高出力スーパーキャパシタを使用することになっている。
・スケルトンの技術は炭素材の表面に電気を吸着させる方式で、充放電回数が100万回程度とされ、0.1秒程度の瞬間的な調整に対応できると伝えられている。
・丸紅はスケルトンに21年と23年に出資しており、同社製品のアジアでの販売代理店契約も結んでいる。
まとめ:
今回の合意は再生可能エネルギーの導入が進む送電網での電圧安定化を狙った技術連携の一環です。商用化時期は2027年をめどに韓国内とされ、海外販売の検討も示されていますが、具体的な導入規模や日程は現時点では未定です。
