← ニュースAll
肥満症治療の新薬、効果と副作用
要約
2025年に登場した注射薬(ゼップバウンド)はGLP‑1に加えGIP作用を強め、臨床試験で72週後に平均約22.7%の減量が報告されました。一方、倦怠感や胃もたれのほかまれに重い副作用の報告もあると伝えられています。
本文
肥満症治療で、食欲を抑える作用を持つ注射薬の新しい選択肢が紹介されています。肥満は体脂肪が内臓に蓄積した状態で、糖尿病などの合併がある場合を肥満症と呼びます。日本の調査では成人の肥満率が男女で数割に上るとされ、治療はまず食事や運動での体重減少が基本とされています。最近では手術や薬物療法が検討されるケースがあり、新薬はその一つとして注目されています。
報じられている点:
・日本肥満学会はBMI25以上を肥満と定義しており、2023年の調査で成人の一定割合が該当しています。
・治療の目標は肥満症で体重の3%以上、高度肥満症で5~10%の減少が目安とされています。まず生活習慣の改善が行われます。
・手術はBMI基準により対象が決まり、約30%の減量が期待されるものの体への負担が大きいとされます。
・2024年に登場したGLP‑1作動薬の注射薬は68週で平均約1割の減量が確認されています。
・2025年4月に発売されたゼップバウンドは週1回自己注射で、GLP‑1に加えGIPの作用も高め、臨床試験で72週後に平均約22.7%の減量が報告されました。使用には一定の併存症やBMI条件が設けられています。
・服用後は倦怠感や胃もたれ、吐き気が見られる場合があり、まれに急性膵炎や胆のう炎など重い副作用の報告があると記事は伝えています。
まとめ:
新薬は有効性が示される一方で副作用への注意が喚起されています。記事では血糖や血圧の改善が期待できる点や、実際に大幅な減量を報告する患者の事例も紹介されています。現時点での今後の公式な追加発表や手順については明記されていません。
