← ニュースAll
HPEのAI時代に向けたITモダナイゼーション戦略
要約
日本ヒューレット・パッカードは東京で年次カンファレンスを開催し、ネットワーキング・クラウド・AIを三本柱とするITモダナイゼーションを提示しました。レガシー再評価やデータ主権、労働力不足への対応が主要な論点でした。
本文
日本ヒューレット・パッカード(HPE)は2月19日に「HPE Discover More AI Tokyo 2026」を開催し、約2400人が参加登録したと伝えられています。代表執行役員社長の望月弘一氏は、AIの加速を背景にデータ中心のビジネス変革が重要になっていると述べました。グローバルの立場からフィル・モットラム氏も登壇し、AI活用を巡る課題と設計の方向性を示しました。会場では、エッジやオンプレミス、クラウド全体を見据えたインフラ刷新の必要性が強調されていました。
報告されたポイント:
・同カンファレンスのテーマは「次世代のネットワーキング・AI・クラウドが、いま解き放たれる。」で、基調講演でHPEの方向性が示されました。
・HPEはITモダナイゼーションの柱として「ネットワーキング」「クラウド」「AI」の三要素を挙げ、それぞれの役割を説明しました(ネットワーキングはデータ移動・保護・可視化、クラウドは一貫した運用モデル、AIはデータから価値を引き出す能力)。
・企業側の課題として、労働力不足やレガシーインフラ、データ主権要件がAIの効果を引き出す障害になっていると指摘され、企業の74%がそうした要因に直面していると紹介されました。
・レガシーインフラの再評価や、ネットワーキング・クラウド・AIをサイロ化せずに同時設計する包括的アーキテクチャの採用が提起されました。
・定型的な運用の自動化で人員資源を高付加価値業務に振り向ける一方、データ主権やサイバーセキュリティに関する判断は引き続き人間の責任であると強調されました。
まとめ:
同イベントでは、HPEがIT予算の配分をレガシーハードウェアの維持からスケーラブルで自動化されたネットワーキングやハイブリッドクラウドへの投資に移す意義を説明しました。これにより労働力不足とデータリスクの同時解決を図るとの位置付けが示されています。記事では今後の具体的な日程や公式発表については触れられておらず、現時点では未定です。
