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薄毛対策の光る帽子、毛包の老化抑制
要約
KAISTが布製のOLEDキャップを開発し、730〜740nmの近赤外光でヒト真皮乳頭細胞の老化指標(β-ガラクトシダーゼ)を約91.6%低下させました。研究はNature Communicationsに掲載され、現段階は細胞実験であり、動物実験や臨床試験での検証が必要とされています。
本文
韓国科学技術院(KAIST)の研究チームは、帽子のように装着できる布状の有機発光ダイオード(OLED)ベースの光療法デバイスを開発しました。従来のヘルメット型装置と異なり、柔軟なOLEDを使うことで頭皮の曲面に密着し、面として均一な光を与えられる点を目指しています。研究では730〜740ナノメートルの近赤外光を用い、毛の成長に関わる真皮乳頭細胞を標的にしました。論文は2026年1月10日付でNature Communicationsに掲載されています。なお、示された「約92%」は細胞の老化指標の低下を指すもので、髪が92%生えたという意味ではありません。
