科学と地球
ニュース一覧へ →水星探査機で太陽プラズマ観測
東京大と名古屋大などの研究チームは、ベピ・コロンボの機体維持用装置を較正してフォーブッシュ減少の観測に転用し、2022年3月の多点観測でICME(コロナ質量放出物)と銀河宇宙線変動の対応を解析しました。工学系装置の活用で観測データが拡充されうるとしています。
クラウドナイン発見か 暗黒物質の手がかり
国際チームが「クラウドナイン」と呼ぶ、星をほとんど持たない水素ガス雲を報告しました。ハッブル観測で星は確認されず、暗黒物質の塊が存在すると推定されています。今後の精密観測で性質を絞り込める可能性があります。
黄砂の飛来予想 15〜18日にかけ広範囲で影響か
気象庁は15日夜遅くから18日午後にかけ、西日本から北日本の広い範囲で黄砂が飛来すると予測しています。影響のピークは16日午前〜17日午後とみられ、視程低下や交通影響、微粒子による健康影響に注意が必要と伝えられています。
油井亀美也さんの宇宙写真、富士山や天の川
油井亀美也さんは5か月超のISS滞在を終え、14日に地球への帰還の途に就きました。滞在中に富士山や天の川、オーロラなど600点超の写真・映像をXで発信し、海外でも紹介されています。
岐阜・長野で震度3 気象庁発表
気象庁は15日午後、岐阜県飛騨地方を震源とする地震を発表しました。震源は北緯36.3度、東経137.6度で浅く、規模はM5.2と推定。長野・岐阜の複数市町村で震度3が観測され、津波の心配はないとされています。
固体電池、プロロジウムとデルタが共同開発へ
台湾のプロロジウムはCES 2026でデルタと覚書を締結し、次世代のバッテリーエネルギー管理システムを共同開発すると発表しました。第1段階で48Vバッテリーモジュールを設計し、第2段階でプロトタイプの共同開発を進めると伝えられています。プロロジウム側は高安全性と高イオン伝導性を特徴とする固体電池を示しています。
科学リテラシーとAI時代の情報識別
2025年のAI本格導入を背景に、単なる知識ではなく『科学的に考える力』としての科学リテラシーが重要になっています。AIが生成する専門的な表現やデータを含む情報の真偽を見極める力が求められ、影響力ある発言が根拠より信じられる事例も指摘されています。
九州は今週後半に春の暖かさ
九州は15日〜19日にかけ日中の気温が上がり、3月下旬から4月上旬並みの暖かさになる見込みです。16〜17日を中心にやや濃い黄砂の飛来があり得ると伝えられ、来週中頃は再び強い寒気が入る見込みで寒暖差が大きくなります。
油井さんきょう地球へ 同僚の医療懸念で帰還前倒し
国際宇宙ステーションの油井亀美也飛行士は15日着水予定で地球へ帰還しました。同僚の医療上の懸念で帰還が約1カ月早まったと伝えられています。船外活動は中止され、同僚の容体は安定と報じられています。
MMX・フォボスの有機物解析
JAXAの菅原春菜准教授が、2026年度打ち上げ予定の火星衛星探査計画MMXで持ち帰るフォボス試料の分析技術と汚染管理を進めています。起源論争の解明やアミノ酸など有機分子の検出を目指し、採取装置の精密洗浄や窒素充填、打ち上げ直前までの汚染モニタリングを行っています。
野村高の動物園準備 ウサギ小屋を整備
愛媛県立野村高校が来年4月以降の開園を目指し、校内に「のむこうふれあい動物園」を整備しています。八幡浜工高の生徒と協力し、ウサギ小屋の基礎や柵づくりが進められています。生徒減少に対応し、教育や地域交流の拠点とする狙いで、開園後は月1回の一般公開を予定しています。
女川原発2号機が定検入り
東北電力は女川原発2号機の発送電を停止し、約5か月の定期検査に入ったと発表しました。昨年10月に制御棒の手動挿入で不具合があり復旧済みですが、検査で予備品と交換する予定で、営業運転は6月ごろ再開する見込みです。
オハイオで幻のフィッシャーが確認
オハイオ州カヤホガ郡の自然保護区で、イタチ科の哺乳類「フィッシャー」がトレイルカメラに写っている映像が確認されました。州当局は同郡で約150年ぶりの記録だと認定しており、個体が定着しているかは現時点で不明とされています。
能登半島地震と地下流体の関係を解明
富山大学などの研究で、2024年の能登半島地震に関係した地下流体の発生源が特定されました。プレート境界から上昇したマグマが冷えて固まる際に、マントル由来のヘリウムを含む流体が放出され、群発地震につながった可能性があるとしています。
力鴻1号が初飛行に成功
中国のサブオービタル飛行体「力鴻1号遥1」が12日に酒泉で初飛行を完遂し、約120キロ到達後に回収型カプセルを着陸回収しました。大気圏再突入や帰還地点制御の検証が行われ、微小重力実験用のペイロードが搭載されていました。
NASAで初めて、体調不良で早期帰還へ
国際宇宙ステーションに滞在中のCrew11で、1月7日に乗組員の1人が体調不良となり、NASAは地上での精密検査を理由に予定より早く帰還させると発表しました。容体は安定していると伝えられています。離脱と着水の時刻は近く改めて案内される見込みです。
let-7の成熟抑制機構を解明
ヒトのTUT4、Lin28、pre-let-7からなる三者複合体のクライオ電子顕微鏡構造解析で、Lin28がpre-let-7特定配列を認識してTUT4をリクルートし、pre-let-7の3'末端がオリゴウリジル化され成熟が阻害される分子機構を示しました。今回の知見は創薬研究に貢献する可能性があります。
13日の天気 日本海側でなだれ注意
13日は低気圧と寒冷前線の影響で日本海側や北日本を中心に雨や湿った雪が予想されています。大気の状態が不安定で落雷や突風、ひょうの可能性があり、全国的に南風が強まって気温が上がる所もある見通しです。
月周回へ アルテミス2号、2月6日打ち上げ予定
NASAの有人月探査ミッション「アルテミス2号」は準備が進んでおり、SLSロケットとオリオン宇宙船が1月17日に発射台へ移動しました。早ければ2月6日に4人の乗組員で打ち上げられ、月の軌道を約10日間周回する予定と伝えられています。
地球帰還前のオーロラ映像
JAXAの油井亀美也さんがISSから赤と緑が重なる鮮やかなオーロラ映像を公開し、SNSで注目を集めています。油井さんは帰還前に撮影できた喜びを語り、滞在中の同僚の健康問題を受けて15日に地球へ帰還することが発表されています。
世界の火山5選 地球の鼓動に出会う旅
世界各地の代表的な火山を五つ紹介します。アイスランドの氷河と共存する火山、エチオピアの溶岩湖や鮮やかな塩の地形、シチリアの活火山エトナ、バヌアツのヤスールなど、多様な景観と地形の特徴を伝えます。
クマ出没増と山の荒廃
近年、クマの人里出没が増えており、環境省は25年度の4〜11月で捕獲数が1万2659頭に達したと速報値を示しています。原生林の伐採や地球温暖化で山が荒れ、ドングリ不作などの餌不足が影響していると指摘されており、人間側の要因も議論されています。
南極で通信装置設置、日本からデータ取得可能に
67次南極地域観測隊が露岩域ラングホブデに入り、国土地理院が雪鳥沢小屋そばの衛星連続観測装置に通信装置を追加しました。装置は8時間ごとに通電し、日本からデータが取得できるようになります。位置情報は地図管理や地殻変動の解析に結び付けられます。
中国近海の海水熱含量が高水準に
自然資源部は、2025年の中国近海の海洋熱含量が平年より著しく高く、観測史上2番目の高水準になったと発表しました。南海では過去最高で、温室効果ガスによる熱収支の不均衡や地域要因が影響し、台風の強化や経路変化の可能性が指摘されています。
大湾区大学の新しさはどこにあるか
粤港澳大湾区に設立された大湾区大学は、松山湖の先端施設に近接する理工系の新型研究型大学です。第一期は学部生80名規模で始まり、教職員約300名のうち70%が海外経歴を持ちます。産学連携と広東省の支援で大学クラスター形成を進めています。
大富豪たちのジオエンジニアリング構想
裕福な支援者や一部の企業が、太陽放射管理や内陸冠水などのジオエンジニアリング構想を打ち出しています。気候モデルや一部の野外実験が進む一方、降雨やオゾン層への影響など不確実なリスクが指摘されています。
ノーベル生理学・医学賞と化学賞の選考視点
昨年の日本人ダブル受賞を受け、生理学・医学賞と化学賞の昨年委員長に選考の理念や視点を聞いた。両委員長は、生理学・医学賞は「発見」のみが対象で、誰が最初に重要な発見をしたかに注目すると説明しました。解釈の変化については記事で問いが投げられています。選考の枠組みや若手へのメッセージも話題になっています。
ダルマザメの捕食行動が解明
ハワイ大の研究は延縄漁業データとハワイの伝統記録を組み合わせ、光に敏感なダルマザメが新月の夜に活動を強め、日周鉛直移動によって時間帯ごとに出会う獲物が変わることを示しました(論文は2025年12月掲載)。
桜島噴火想定で中学校が防災訓練
鹿児島市の吉野中で桜島噴火を想定した総合防災訓練が行われ、行政や警察、医療など約40の機関と住民ら約750人が参加しました。避難所運営や災害用機材の展示・実演、災害用伝言ダイヤルの操作確認などを通じ支援体制の確認が行われました。
メガソーラー 規制強化で地域と適合図る
政府は昨年12月にメガソーラー規制強化策をまとめ、新規事業支援の廃止や環境影響評価の対象拡大、事業者監視の強化など約20項目を盛り込んでいます。適地不足や住民の反発を踏まえ、地域と調和した運用を図る必要性が指摘されています。
